デザインという行為をとおして視覚世界や物質文化は形成され、そのなかで現代に生きる私たちは日常の生活を営み、社会的文化的アイデンティティーをかたちづくってきました。そうしたデザインはこれまでどのような視点からコレクションされ、展示されてきたのでしょうか。このシンポジウムでは、現状の認識を深めるとともに、21世紀の日本におけるデザインのミュージアムについてさまざまな立場や観点から語り合いたいと思います。
2005年7月2日(土)午後12時30分から4時
(株)国際デザインセンター6F「プレゼンテーションルーム」
共催 日本学術振興会「人文・社会科学振興プロジェクト研究」
協賛 (株)国際デザインセンター
協力 神戸大学表現文化研究会
プログラム
第1部 基調講演
木村一男(名古屋学芸大学メディア造形学部学部長、元JIDA会長)
第2部 基調報告
橋本啓子(インディペンデント・キュレーター、元東京都現代美術館学芸員)
キム・サンキュー(韓国ハンガラム・デザインミュージアム学芸員)
第3部 パネルディスカッション
パネリスト:木村一男、橋本啓子、キム・サンキュー
コーディネーター:井口壽乃(埼玉大学助教授、デザイン史学研究会副代表)